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全国盆踊り
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8月16〜17日  「新野踊り」(にいのぼんおどり)  その4
明け方の盛り上がり
すこし様子が変わってきたのは、明け方5:00をまわって少し明るくなり始めた頃です。
小さかった踊りの輪が、いつのまにか少しづつ大きくなってきています。

踊りの輪が広がって
小学生くらいの小さな子供も、親に手を引かれて眠そうに目をこすりながら、踊りの輪に入ってきました。

時とともに踊りの輪は急速に広がっていき、ついには通りの端から端まで、いっぱいの人が同じ輪で踊っています。いったいどこにこんなに人がいたのか、というくらいの人数です。

おそらく、年に一度の盆のクライマックスに参加しようと、地域中の人が集まってきているのでしょう。
午前6:00を過ぎるころ。踊りの輪の中に動きがあります。

保存会らしき人たちが、集まり始めました。踊りの輪が淡々と廻る中、中央の踊り櫓に飾られていた切子灯籠が、一つづつ降ろされていきます。切子灯籠は、道の真ん中に2列に並べられました。
それぞれの灯籠には小学生くらいの子供が一人づつ付き添っていきます。どうやら、新盆の家の子供の役目のようです。

朝日ものぼり、だいぶあかるくなってきました。
踊りの輪の中では、灯籠の列の前後を守るように、保存会の世話人の人たちが並んでいきます。七夕の笹のような飾りを持っている人もいます。列の先頭には、修験者の姿も見えます。

灯籠を持った少年達が立ち上がると、行列が進み始めました。

切子灯籠が並べられる

進み始めた行列
最後の踊り「能登」
行列は、踊りの輪を突き抜け、一路町外れに向かって通りを進んでいきます。

やがてその姿は小さくなり、かどを曲がって視界から消えていきました。どこか人々に見えない場所で、儀式が行われるようです。カメラを持った人たちが、後を追ってついていきました。
ちょっと迷いましたが、会場の方でもなにかありそうなので、こちらに残ることにしました。
会場の踊りは最後のの踊りである「能登」に変わりました。

「能登」は、1年に1回、この盆の最後のひとときだけ踊ることが許されているという、神秘的な踊りです。 扇は使わない手踊りで、ときどきこぶしを突き上げる仕草が印象的です。    

 最後の踊り「能登」
能登へ能登へと 草木はなびくよ
 あさっちゃ祇園の あとやさき

       (新野盆踊り「能登」歌詞より)

少し哀調を帯びた、ゆったりした音頭。ここからは本当に地元の人たちだけの行事であるような気がする、とても雰囲気に満ちた踊りです。
踊りの輪を外れ、カメラをセットアップ。ここからは、いよいよ神秘の行事の取材に徹することにします。
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