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全国盆踊り

第一期 盆踊りの胎動(中世前〜中期)

この時代
「鎌倉幕府」が成立し、政治・経済・文化を独占していた貴族に代わり、武士が権力を握る「封建時代」が始まりました。そして庶民が台頭しはじめるのがこの時代です。 
南北朝
 地方実力の時代 
 都市の発達 京では、14世紀以降町衆という地縁集団が次第に成長

 →地方都市 鎌倉 山口
(写真 京都 鎌倉)
宗教
この時代の宗教は仏教、特に「念仏信仰」を軸に大きな動きを見せました。近年では、鎌倉時代の仏教界の中心勢力はいぜんとして奈良・京都の旧仏教であったことが定説となっています。しかし、少数派・異端とはいえ、庶民のための宗教(「鎌倉仏教」)が登場し、確実に広まり始めたのもまたこの時代です。そして、庶民派仏教の代表格が「念仏信仰」です。
また仏教の浸透にともない、仏教系の年中行事としての「盂蘭盆会」も、ひろく定着しました。
芸能
日本芸能史の「一大転換期」といえるこの時期。後の盆踊りにつながる重要な動きが見られました。
 文化 貴族から庶民へ
 
第一に、中世を通じた風流が
第二に、盆踊りの母胎となる芸能(踊り)と信仰(念仏)の結びつきが見られた。
それが、以下に紹介する「融通念仏」や「踊り念仏」です
「風流」と「ばさら」
・中世を通じて突発した「風流」
・盆踊り理解のキーワード:「風流」。
 ・「バサラ」
・永長の大田楽
融通念仏 うたごえ運動
この時代には、やはり踊り念仏と近い念仏信仰の一つである「融通念仏」もたいへん盛んになりました。
・仏教の合唱音楽である「声明」の大家「良忍」(ろうにん)を始祖とする「融通念仏」
 ・「うた」「集団でうたう」という集団的パフォーマンスが注目。「うたごえ運動」(五来重)と言われるように、
 
踊り念仏 〜踊る宗教〜
盆踊りの直接の母胎となり、後の多くの民俗芸能の起源となったのが「踊り念仏」です。
踊り念仏は、「念仏信仰」という宗教面と、「集団での踊り」という芸能、パフォーマンス面とを結びつけたもので、鎌倉時代の宗教家「一遍」が広めたことは広く知られています。
「踊り」という点で注目。
 ・ただし、実際は空也系の踊り念仏を一遍が取り入れたと考えられている。
   京都干菜 
信州善光寺
   すでにある程度全国に存在。
・念仏は、早くから鎮魂儀礼・呪術(空也)
 ・念仏・和讃を唱えながら踊るものだった 
 ・「ナムアミダブツ」六字名号に節をつけた「詠唱念仏」をうたいながらおどるものだった。
念仏信仰の広がり
  
 ・こうした念仏信仰を広めたのは、「聖」といわれる下級宗教家たちでした。
・代表格「時衆」の活躍とともに、全国に普及。
 時衆は、まさに念仏信仰の代表的集団。きらわれていた「死穢(しえ)」を扱う特殊  技能者集団でもあった。=鎮魂 戦場に
・大念仏
  全国に念仏信仰や踊り念仏を拡大・普及していった。
 ・同じ念仏信仰を持つ人たちは、集まって「念仏講」という信者集団を組織し、念仏信仰を実践するとともに様々な芸能の受け皿となっていきました。
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