折角踊りにいくのに、洋服と靴ではちょっと物足りません。浴衣、下駄など揃えると気分が膨らみます。浴衣はちょっと着てみるだけでも十分に魅力があるものですが、踊りの動きの中でなお一層映えるもの。見るのも着るのも楽しいです。
■浴衣
○入手
デパート、ネット販売で購入することも可能です。よりこだわりたいなら生地を選んで呉服屋さんで仕立てるとよいでしょう。とりあえず、借りて踊るという方法もあります。また、市販の型紙で、人とは違う柄の浴衣を作ることもできます。そんなオリジナルの浴衣で踊れば、注目を集めて踊りにもいっそう力が入ることでしょう。
○着こなし
踊りでは、だらしなくならない程度に着崩れるのが粋。帯を締め付け、襟、肩の辺をきっちりし過ぎると動きづらくなります。慣れないと裾をさばくのが難しいところですが、足元が筒状でなくやや末広がりになるように帯と裾の位置を決めると足元が楽になります。裾裏地に滑りやすい素材を使った浴衣も選ぶのも1つの手でしょう。
■履き物
下駄、草履が一般的になりますが、最初は軽い物の方が楽だと思います。履きなれないと、鼻緒擦れで痛い思いをしますので、足袋を利用する、もしくは鼻緒の芯を事前に揉んで柔らかくしておいたり、少し履き慣らしすると良いでしょう。
■小物
○扇子
踊りで用いるケースが多々ありますので、伝統系盆踊りにでかける時は持って行くと便利です。現代型の踊りの場合は、なくても大丈夫です。
○巾着
踊りのとき、貴重品などは巾着で身につけるのがスマート。和風バッグという手もあります。荷物が多いときなどはバックパックでもよいと思います。