1.伝達手段

タイプ 該当音楽ジャンル 特徴
記録再生型 クラシック
長唄等
音だけでなく楽譜を利用して伝達
音声伝承型 盆踊り唄
※ポピュラー音楽
音声中心の伝達

盆踊り唄は聞き覚えで伝達される。
楽譜等は基本的に存在しない

 

2.音楽再生の変動性

タイプ 該当音楽ジャンル 特徴
固定音楽
固定歌詞
クラシックポピュラー音楽
長唄等
常に同じパターンで再生される
固定音楽
変動歌詞
盆踊り唄 音楽は基本的に同じで歌詞が即興で変更される
変動音楽 ジャズ 音楽が即興で変更される

盆踊りは、本来的に替え歌交じりに行われる
但し音楽そのものは動かさない

 

3.音楽と付随するもの

タイプ 該当音楽ジャンル 特徴
純音楽 クラシック,ジャズなど 音楽だけで演じられる
歌謡音楽 ポピュラー音楽等多数 歌と一緒に演じられる
舞踊音楽 ワルツ等 舞踊と一緒に演じられる
歌舞音楽 盆踊り唄
クラブミュージックなど
歌・舞踊両方と演じられる

歌と踊りと切り離す事ができないのが盆踊り

 

4.音階及び旋法

タイプ 該当音楽ジャンル 特徴
長調短調 現在一般的 現在音楽の基盤
教会音階(旋法) モードジャズ以降、コード進行の中で使われる(ジャズ&ポピュラー) 17世紀以前の欧州音楽を現代に生かして利用されている
特殊音階(旋法) ジャズの特殊スケール、クラシックの音列音楽、民族音楽 人工的に作った音階及び西欧音楽の枠外の音楽
5音音階(旋法) 盆踊り唄、日本民謡全般、演歌、各種民族音楽 民族的特殊音階の一部、オクターブ内5音で構成される

盆踊り唄の音階は何種かあるが基本的に5音音階

 

5.ハーモニー

タイプ 該当音楽ジャンル 特徴
モノフォニー 盆踊り唄、グレゴリオ聖歌 ハモりはなく、ユニゾン(みんな一緒)で演奏される一緒)で演奏される
ヘテロフォニー 声明・盆踊り唄 全員で同じ音を発するが、厳密でなく音高・リズムの微妙なずれによる効果が生じる
ポリフォニー ルネッサンス音楽 コード進行は意識されず各声部が独立して進行する
ホモフォニー ポピュラー音楽他多数 コード進行が重要で、基本的に1つのメロディーにコードをつけて演奏

盆踊りは単旋律中心の構成であり、和声進行のようなものはみられない
日本の伝統音楽全体として、和音はあまり使わない

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