11.集団演奏の形態

タイプ 該当音楽ジャンル 特徴
単唱 各種 歌手が一人で歌う
合唱 各種 皆で同時に歌う(コーラス、ユニゾン、バックコーラス)など
かけあい 盆踊り唄、各種民族音楽 旋律に対して合いの手を入れる、音頭取りを真似て皆が歌う

盆踊りは特殊な集団演奏形態をとっている。
旋律をうたうものに対し、間に間に合いの手を入れる
また、音頭取りが歌いはじめてそれを真似しながら徐々に声をそろえていく
最初から統制して一緒に歌うのではない

 

12.発声法

タイプ 該当音楽ジャンル 特徴
ベルカント唱法 クラシック オペラに代表される、喉に負担をかけない歌い方
ポピュラー唱法 ポップス、ロック、ジャズ ボイストレーニングでレベルをあげる個人の声を生かしたもの
民謡唱法 盆踊り唄、各種民族音楽 独特の声の使い方をする、民族独自の歌い方

各種民族音楽 民族固有の唱法
声の出し方は多種多様。上記は鍛えて声を出すことを前提にしているので
アマチュアが適当に歌う場合は除外。
日本民謡は声帯を固めて高く張りのある声を使うが、伝統的な盆踊りで使
われる声は、現在の新民謡で使われる声よりは少しトーンが柔らかい日本
のポップス等では、米国などのボイストレーニングで培われるような太く
倍音の多い鍛えられた声よりは、細目・高めの声が好まれる傾向があるよ
うだ

 

13.楽器編成

 歌のみ太鼓三味線胡弓
黒石よされ
西馬音内
毛馬内
じゃんがら念仏
大の坂
佃島
新野
越中おわら
郡上八幡
白鳥
伏拝
十津川
津和野
白石
阿波

各楽器の歴史については歌、音楽の頁参照

 

14.盆踊り及び日本民謡の他音楽への展開

新民謡 中山晋平の取り入れた「ヨナ抜き音階」で作曲されたもの
歌謡曲 岡林信康(エンヤトットの取り入れ)伊藤多喜男(民謡を現代ビートにのせて歌う、よさこいソーラン等)民謡出身歌手の演歌(三橋美智也、細川たかし、長山洋子など)
クラシック 各種邦人作曲家の取り入れ(伊福部昭、武満徹など)
ジャズ モードジャズにおけるスケールでの利用japanese scale陰音階、陽音階、律音階などが米国のジャズ関連HPでも紹介されている

 

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